見て真っ白な胡蝶蘭、
きれいでしょ。そりゃあ、
わたしたちが
育ててるんだもん(笑)

No.04

スタッフの皆さん

かつらお胡蝶蘭合同会社

葛尾村出身の人をはじめ、田村市や富岡町など、周辺地域出身の人たちが働いている。パートタイムで働く人たちは、皆さんとっても明るくパワフルなおかあさんたち。

胡蝶蘭が売れていくのを見ると
お嫁入りだな〜って思うの。

葛尾ってね、昔から農林業がさかんな地域だったの。原発事故の影響で、しばらくは農作物は育てられなくなったけど、安全で、人の目にふれられるものづくりをできないだろうかと考えて立ち上がったのが、この会社。

「かつらお胡蝶蘭合同会社」は、4つの農家と1つの企業が協力して2017年に設立されたんだって。社長は葛尾村出身の人で、そのお母さんもここで働いてます。

ここで栽培してる胡蝶蘭は「hope white(ホープホワイト)」って言って、大きくて真っ白な花がきれいでしょ〜。わたしたちも花の世話をしながら、癒されるの。家で主人と喧嘩してもね、ここに来たら忘れられるくらい(笑)!

胡蝶蘭って、温度管理がとても大事。AIが温度管理をしていて、栽培に使う電力は再生可能エネルギーを使ってんだって。復興大臣賞を受賞したこともある。わたしたちは、胡蝶蘭を商品として発送する時の出荷作業とかをやってりしてるんだけど、売れていくのを見ると「お嫁入りだな〜」って思う。基本的には市場に出荷しているのがほとんどだけど、家族の誕生日にって、ここに来て直接買って帰る人もいますよ。

まるで、もうひとつの家族。
ベトナムから来た研修生もいて
笑顔がたえない職場だね。

ここで働いてるメンバーは、もう顔馴染みだよね。パートタイムのスタッフでも5年くらい働いている人もいるし、短い人でも2〜3年とか。ほぼ毎日会ってるし、もうひとつの家族みたいな感じ。

ここにはベトナムから研修に来ているスタッフもいて、ほんと一生懸命にやってくれていますよ。わたしたち英語は話せないけど、身振り手振り、コミュニケーションをとりながら一緒に働いてる。いつもエネルギーもらってるよね(笑)。

ここは残業もほとんどないし、はやいシフトの人は16時、遅くても17時には退勤できるから、家のことと仕事を両立しやすくて働きやすいね。村外から通勤している人もいるけど、だいたい車で30分くらいで通えるみたい。

昼ごはん

みんなで食べるお昼ごはん
お茶のみ、おしゃべり。
これが楽しいの!

12時になったら、お昼休憩の時間。だいたいみんな、手づくり弁当を持ってきて事務所の休憩スペースで食べてます。

みんな自分の家で野菜を育てたりしているから、そこでとれた野菜のおかずが多い気がする。今の秋の時期だったら、かぼちゃ。だいたい煮物にしちゃうけど、同じかぼちゃ煮でも人によって味付けが違うからおもしろいよね。おかずをみんなに分けたりもするんだよ。

あとは、舞茸ごはん、コロッケ、畑でとれたミニトマト、漬け物、お味噌汁。ここは自給自足のような暮らしをしている人が多いから、食べものには困らないね(笑)。

ここでお昼を食べながらお茶を飲んで、みんなでおしゃべりするのが一番の楽しみ。何話してるの?って、たわいもない世間話だけど、みんなで笑い合ったりするのは元気が出るね。

ベテランおかあさんがいるから、
心配しないで!(笑)

どんな仕事をしていても、どんな人が働いているかって大事だよね。ここは社員もパートタイムのスタッフも親身になって接してくれる人ばかりだから、働きやすい場所だと思う。

葛尾出身の人も、そうでない人もいるけど、仕事のことだけじゃなく暮らしの困りごとも何かあれば支えてくれると思うよ。こういう田舎って、そうやって人と人が支えあって暮らしてるから。遠慮しなくて大丈夫。

ここで働いてみたいと思う人がいれば、ぜひ来てほしいですね。作物の栽培をやったことがない人でも問題なし!ベテランのおかあさんスタッフが、ちゃんと教えます(笑)。

ある日の1日の過ごし方

6:00
起床〜準備
8:00
出勤・そうじなど
8:30
出荷作業
12:00
お昼ご飯
13:00
出荷作業
16:00
終業/帰宅
16:30
犬のさんぽ
18:30
夕飯支度〜夕飯
20:30
お風呂
22:00
就寝

[2022年12月取材]

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