住まいのことなら、
何でもやってあげたい。
移住者の皆さんの
支えになれたらいいね。

No.07

松本雄一さん

有限会社松本木材店

葛尾村出身。1974年(昭和49年)に父が立ち上げた「有限会社松本木材店」を継ぎ、代表を務める。実家が葛尾村にあり、現在は三春町在住。仕事で週3回ほど葛尾村に通っている。

木材店って名前だけど
建築工事やごみ収集もやってる

会社を継いで、もう20年以上になるかなあ。会社名に「木材店」ってあるように、もともとは材木屋としていろんな種類の木を扱っていたね。かつてはみんな、その家の先代が植えた木を切り出して、それで家を建てたりしたもんだけど。時代が変わって、今はそんなことほとんどしないよね。だから今は、葛尾産の木を使ってるわけではないんだけど、家の新築工事やリフォーム、土木工事なんかをやっています。

この村に、別荘を建てる人もいてね。葛尾は高原だから空気も気持ちいいし、最近は夏場暑いけど、それでもいい風が吹く。だから、この村は別荘地としてぴったりかも。その建築をやらせてもらったりもしたね。あとは、ごみ収集。「木材店」って会社名からは思い浮かばない仕事でしょ。でも会社名は変えない。創業してから40年、ずっとこれでやってきたから。

葛尾村の仕事もあるけど、ここから40分くらい車を走らせたところにある三春町にも事務所があって。三春でも仕事してるし、葛尾には週3回くらいのペースで行き来してるかな。この事業所から見える家、あれ実家なんです。すごく近いでしょ(笑)

生まれ育った村だから
やっぱり思い入れがあるんだよね。

原発事故の時はね、全村民が避難することになって、僕たち家族は会津地方に避難したんですよ。葛尾に帰れない時期があったんだけど、葛尾から撤退しようとは思わなかったね。会社を立ち上げた親の想いもあるし、僕もここで生まれ育ったから。

葛尾の復興工事もやっていたし、この村の仕事が減って三春の仕事を増やしたとしても、葛尾でやり続けようと思ったんです。

昼ごはん

4つの具材が入ったシンプル弁当。
見せて、嫁さんに怒られないかな…(笑)
 

普段はみんな三春にいたり、葛尾でそれぞれ仕事をしたり。だからこうやって一緒に食べることはあんまりなくて。今日は特別だね(笑)。僕の弁当は、中身決まってるの。鶏ささみ、トマト、ブロッコリー、かぼちゃ。ダイエットを意識してから、2年間ずっとこれ。お米はなし。嫁さんにつくってもらってるんだけどね、見せたら怒られるかな…(笑)。

これで足りるの?って言われるけど、意外とね、お腹いっぱいになるよ。肉もいっぱい入ってるしね、食べ応えがある。みんな茹でたりしただけだから、素材そのままの味でシンプルでしょ。添加物なしで、身体にもいいし。

さ、午後もがんばりますか。

冬はマイナス15℃の日も。
この気候にあったリフォームが必要だね。

葛尾に移住された方の家のリフォームもやってるんだけどね。葛尾の冬はすごく寒くて、マイナス15℃になる日もある。だから特に、家の寒さ対策はしっかりとやってあげたいね。葛尾の気候風土にあったリフォームっていうのが、やっぱりあるんだよ。村の空き家バンクに登録されている家の改修は、ほとんどうちの会社でやってるね。会社として建築工事をやっているのは、葛尾村で「松本木材店」だけだから。

工事以外にも、住まいに関するいろんなことをやってる。ほんとにちょっとしたことも相談に乗ってるよ。例えば、葛尾に移住してテレビのつなぎ方が分からないとか、風呂場の蛇口を交換するとか。どんなに小さなことでも、その人の役に立つことはやってあげたい。

だから、もし葛尾に来て住まいの困りごとがあれば、気軽に相談してもらえたら嬉しいですね。

ある日の1日の過ごし方

5:40
起床
6:00
朝食
7:00
出勤/朝礼
8:00
事務仕事/打ち合わせなど
12:00
お昼ごはん
13:00
現場仕事/電話対応など
18:30
帰宅/夕食
21:30
事務仕事
24:00
お風呂
24:30
就寝

[2024年10月取材]

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